おいしい豚肉の選び方
豚肉は水分が多いのが特徴です。新鮮なうちは身も引き締まっていますが、処理して時間がたったものは肉汁が出てしまっていることもあります。肉の色は灰色を帯びた薄いピンク色(=淡灰紅色と呼ばれます)が良いとされています。肉の表面にツヤがあり、ピンと張ったものを選ぶようにしてください。運動するときによく使う部位は、やや色が濃くなることがあります。食べ頃は処理されてから5日ほど経過したものといわれています。店頭に並ぶまでに、そのくらいの日数が経ってしまうことがほとんどなので、購入したらなるべく早めに調理するようにしてください。食用として出荷される豚は、生後6〜8ヶ月くらいの子豚で、ほとんど運動させずに育てられているため、肉は柔らかくなり脂肪も適量についているものがほとんどです。脂肪は、白色か乳白色で粘り気があるものが良いとされています。 近年では、豚の品種改良が進みブランド豚と呼ばれる種類が多く登場しました。有名どころでは「薩摩黒豚」「SPF豚」「TOKYO X」「イベリコ豚」などがあります。このうち、イベリコ豚は国外のブランド豚。それぞれ、味や肉質、栄養価などに優れた銘柄豚となっています。しかし、ブランド豚には明確な基準がないため銘柄豚だからといって、必ずしも普通の豚肉より美味しいとは限りません。
保存方法
豚肉の中でも特に水分の多いもも肉、ヒレ肉が痛みやすいといえます。また、塊肉より薄切り肉や挽き肉の方が早く痛んでしまいます。生肉を冷蔵庫で保存する場合は、2〜4日くらいが限度といえます。それ以上になるようであれば冷凍保存するようにしてください。特に痛みやすい挽き肉などは、さっと湯通しするか軽く炒めるなど最初に加熱処理をしてから保存することで長持ちさせることができます。冷凍保存する場合は、なるべく素早く冷凍状態になるように工夫してください。挽き肉などは板状にのばしてラップに包むようにします。塊肉をそのまま冷凍したい場合でも、なるべく1kg以下になるように切り分けてからにしてください。
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